試験Ⅰはどんな問題がでるの?

日本語教育能力検定試験は、どんな問題があるのでしょう。今回は試験?と全体について、語ってみます。全体としては、240点満点であり、答えは基本マークシート形式、一部記述式もあります。問題を解く時間は約4時間ほどですが、トイレ休みや休憩を含めて1日がかりで問題を解いていく試験となります。

■試験?

解答時間は90分、100点の配点を持つこの科目は、原則として、出題範囲の区分ごとの設問により、日本語教育の実践につながる基礎的な知識を測定する試験となります。問題は全てマークアップ式で、難度の高い問題から低い問題まで、さまざまが出題されます。問題数は全てで100問、すなわち、1問を解くのに1分もかけられないというのも、余計にプレッシャーを感じる科目です。
例えば、「性質のことなるものはどれか」という問題では、「〜しています」という文法の選択肢が複数挙げられています。どれも日本語としては正しいのですが、じゃあいったい「性質」とはなに?というところから即時に自己分析して仲間はずれを見つけていく必要があります。この問題の場合、日本語の正しい、悪いを問うているわけではないので、国語だけの知識ではまず解けません。「している」という表現を英語に訳してみると分かりやすくなったりすることもあるのですが、英語では現在進行形として表現される部分と、日本語独特の、現在進行形でない「している」表現が混在していたりするのです。例えば、「私は○○という仕事をしています」は、現在の職種を応えているのであって、今まさにその仕事をしているという場合でなくても用いますね。そういう言葉の違いを正確に見出す必要があります。
実際、このような文法問題は、外国なら来た日本語を覚えようとする人達には大きな問題であったりして、日本語教師としての実践にも大きく関わってきます。そういったものをよく考えながら勉強をしていくといいですね。

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